ちょっと語らせてくれ〜〜
私の趣味。
それは茶道です。こう見えても裏千家の中級までの資格を持っております。
茶道といっても実はあまり堅苦しくないものなのです。
私は着物が大好きで、着付け教室に通いました。自分で着られる様になって
次に着て出歩きたいと思うようになりました。
それが茶道をはじめるきっかけです。
あまりお金をかけたくなかったので、旭川市で行っているサークルに通いました。
その先生がたまたま「裏千家」先生だったのでお裏の道に進みましたが、
その前に高校時代に一日だけ茶道部に入部。
その顧問が生活指導の先生でスカートの丈を注意され退部しました。
その先生は「表千家」だったなぁ〜
茶道はすべて「お客様をもてなす心」が基本となっています。
ただお茶を点てるだけではなく、招き入れる数日前からお炭の準備。点心(懐石)の準備。
当日はお茶室の温度やお花の準備。
いろいろ大変ですが、わざわざお時間を割いて来て下さっているお客様に至福の時間を!
ということではないでしょうか。
茶は服のよきように点て
炭は湯の沸くように置き
花はその花のように活け
さて夏は涼しく
冬は暖かに
降らぬとも傘の用意
相客に心せよ
千利休の言葉です。
お茶の湯温はいい具合に、炭はお湯がいい加減で沸くように置き、
花はその花を摘む前のように活け、夏は涼しく、冬は暖かく茶室を保ち
雨は降らないだろうけれども傘の用意をし、お客様に接しなさい。
ということ。(だと思う)
当たり前の事だけど、常にその心をもって相手に接するってなかなか難しい。
お点前もいろんな順番があって???
と、習っていた頃は思っていました。
畳の縁から縁までの歩数や足の運び、お茶を点てるまでの作法
などなど・・・
しばらくお茶を離れて、感じたことはやはり「もてなしの心」です。
お客様にオシリを向けないようにするには足の運び方も自然と決まるし、
ちょうどいいお湯加減のお茶をお出ししようとすると、おのずとお手前の
順番が決まってきます。
お茶を入れる前にお茶碗を温める。お湯を捨て一度拭く、お茶筅も
温めついでに棘は出ていないか点検。
そこで初めてお抹茶を入れてお茶を点てる。などなど。
七年ほどお稽古に通って、しばらくお休み中。
普段忙しいからこそ、茶道でゆったり・・・とも思いましたが、
興味がわくとなかなか片手間にお稽古はできません。
きっかけは「着物が着たい」だけでしたが、
ちょっとつっついてみると、奥が深くはまってしまいます。
なので、充分時間が出来た時にまた再開したいと思います。
其の7